遮光カーテン

シャッターが取り付けできない窓の日差し対策で遮光カーテンをプラス

2024年 8月 10日 土曜日

愛知県北名古屋市のカーテンランドaichi斉藤です。以前にウィリアムモリスのプリントカーテンを綿裏地付きで納めさせていただいたお客様から、朝陽が入る時間が早いこの時期の明るさと、日中の日差し対策で遮光性をプラスしたいと、ご要望をいただきました。

綿裏地付きのモリスプリントカーテン

寝室ということもあり、日中はお部屋で過ごすことは少なめです。しっかりと日差しを遮り、熱を抑えることを優先し、夏場のこの時期だけあえて奥側のカーテンをレースから遮光カーテンへ吊り替えをした“厚地ダブルスタイル”にすることになりました。

レースカーテンから遮光カーテンへ替えるとこんな感じです↓

レース側のレールに遮光生地を掛けた場合

暗くはなってしまいますが、昼間も遮光カーテンを閉めることで冷房効率が良くなります。シャッターの取り付けができない窓で、日中暗さがでても問題が無いお部屋では“夏だけ遮光”もおすすめです。又、レースカーテンは外して休ませる期間ができるのでご使用いただける年数が長くなるメリットも生まれます。

それではまた~

その他の施工実例集はこちら→→【WORKS(施工事例)】

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『百聞は一見に如かず』とはこういう事かも オーダーカーテン専門店はこう考えている

2024年 4月 28日 日曜日

愛知県北名古屋市のカーテンランドaichi斉藤です。

今日はオーダーカーテン専門店の考え方をお話します。窓のサイズやセレクトされるカーテン生地も様々ありますので今回のお話がすべての方に当てはまるかと言われるとそうでは無いかもしれませんがご参考にしていただけると幸いです。

窓の幅が約1200mmと約1600mmの2窓あるお部屋に150cm幅の生地をセレクトしていただきました。↓下の画像が取り付け後の施工写真です。

レール長さ1320mmと1775mmの窓のカーテン

各窓の仕上がりサイズを計算して150cmの生地で製作できる金額を国内メーカーのカタログ等で確認をすると、2倍ヒダ3ツ山で製作できるのは、小さい方の窓は2巾使い(仕上がり幅 ~150cmまで)で製作ができて大きい方は3巾使い(152cm~224cm)となっています。

確かにメーカーのカタログに記載がありますので製作はできるのですが、これがベストかと言われるとそうではないのです。

今回の場合、カーテンのサイズは小さい窓で幅1400mm、大きい窓では幅1840mmにしています。小さい窓は2巾で製作可能な最大幅1500mmに近いサイズとなり、大きい方はゆとりをもって3ツ山の製作ができます。この時に何が起こるかというと、大きい窓はしっかりとヒダ山高さがあり、ヒダ山間隔も適切な2倍ヒダで製作ができるのに対して、小さい窓はヒダ山高がかなり低く、つまめる山数も限られるため、ヒダ山間隔が広くなるのです。

数字で表すと
大きい窓の方が、山数片側9個、山間隔は115mm、ヒダ山高さは約25mm
小さい窓の方が、山数片側6個しか取れず、山間隔は140mm、ヒダ山高さは約20mm
となります。

個々で見ると全く問題が無いオーダーカーテンでも、一緒のお部屋で合わせるとなるとベストとは言えなくなるのです。

対策方法としては、小さい窓も3巾使いにして山数片側7個、山間隔約116mm、ヒダ山高さを約25mmとなるように生地を落として、2窓とも3ツ山で同じ見た目に仕上げる方法があります。

もう一つの対策方法は、今回のように窓が同じ壁面でない場合におすすめする方法で、小さい窓を2巾使いのままで2ツ山にし、山数片側7個、山間隔約116mm、ヒダ山高さを約24mm~25mmとする方法です。

『3ツ山と2ツ山を同じ部屋に!?』となりますよね?でも今回の条件の場合、小さい窓を2巾使いで製作するのであれば同じ3ツ山とするより、小さい窓は2ツ山にする方が違和感を感じにくいと思います。

長文になってしまいましたが、これがとっても分かりにくく、伝わりにくいのです。

今回のお客様は2ツ山と3ツ山になるよりは・・・と小さい窓も3巾使いで3ツ山で統一する御見積りとなっていたのですが、最後の最後に大逆転。なぜか?

なんと、実は現在のお住まいのカーテンが同じような条件で3ツ山と2ツ山で製作されていたことが判明。『初めて気付いた!』とおっしゃられて小さい窓は2ツ山での製作となりました。

『百聞は一見に如かず』とはこういう事かも・・・ でも伝わって良かった~

あらためて今回納めさせていただいたカーテン ↓3ツ山

2倍ヒダ3ツ山のカーテン

↓2ツ山

2巾全巾使いした2ツ山のカーテン

近くで見ると違うことはすぐにわかりますが、同時に見るとこんな感じ↓

2ツ山と3ツ山のカーテンがあるお部屋

最後にもう一度ひきで全体を見るとこんな感じ↓

レール長さ1320mmと1775mmの窓のカーテン

どうです?なんとなくお客様が今までのカーテンで違うことに気が付かなかったのも分かっていただけると思います。

ということで、オーダー専門店は『小さい方はギリギリ2巾で作れそうで良かった~』と考えることは無く、『この時はどのように作ったら一番キレイに感じてもらえるか』を中心に考えます。

そのマインドを持つのと持たないのでは、たとえサイズや生地が同じカーテンだとしても仕上がりに大きな差が出ると思っています。

それではまた。

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寝室のカーテンをお吊り替え ローラアシュレイの遮光カーテン

2023年 8月 14日 月曜日

愛知県北名古屋市のカーテンランドです。

今日はカーテンお吊り替えのお客様、寝室のカーテンのご紹介です。ご採用いただいたのはローラアシュレイのデザインがプリントされたブルーの遮光カーテンです。ブルーにホワイトの花々が散りばめられた、品のあるデザインも特長です。

ローラアシュレイ ブルー遮光カーテン

寝室には一間サイズの掃出窓と出窓があります。カーテンの仕様は1.5倍ヒダの2ツ山で仕上げました。1.5倍ヒダは2倍ヒダと比べ使用する生地量を減らせることもあるため、価格のメリットで選択される方もいらっしゃいますが、生地によっては価格だけのメリットではなく、大きく平らなヒダとなることでデザインをしっかりと見せることもできるメリットも生まれます。デザイン性の高いプリントカーテンではおすすめの仕様です。

出窓はレースカーテンをM型スカラップスタイルのレースカーテンから刺繍レースカーテンへチェンジ。

出窓に刺繍レースカーテン

中央の切り上がりはありませんが、全体の刺繍と裾の装飾、クラッシュ加工の柔らかな上質感が映えるレースカーテンです。

ローラアシュレイ ブルー遮光カーテンと刺繍レースカーテン

ローラアシュレイのこの柄とも相性も良く、おすすめの刺繍レースカーテンです。

それではまた~。

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