カーテンランド店内「ウィリアム・モリス」ディスプレイのひとこま。
ディスプレイは時々変えたりしていますが、昨年末大々的にリニューアルしました。以前をご存知のお客様が、すごく変わったわね~!と言っていただくくらい変わりました。そんな中1Fのメインスペースはやはり「ウイリアム・モリス」
お客様とご相談するテーブルのすぐ横にこちらの生地が現在ディスプレイされています。
モリスのデザインに植物・お花は欠かせません。こちらのデザインは
真ん中が『ピンクアンドローズ』両側に『ピンパーネル』
ピンクアンドローズは、ジャガード物(織物)で、かなりしっかりと手持ち感のあるものです。元々は、1893年に作成された壁紙用のデザイン。
光沢のある糸で織り上げられており、ジャガードならではのリッチな表情です。
バラとカーネーションの図案。ピンクというのはカーネーションと同じ種類のなでしこの英名なんだそうです。色のことではなかったのですね。(ひとつおりこうになりました。)
両側の『ピンパーネル』はプリント生地です。他に2色全4色展開です。
1876年モリスの晩年のお家ハマースミスにある「ケルムスコットハウス」のダイニングルームに壁紙として貼られています。
ピンパーネル=瑠璃はこべ 瑠璃はこべの花を調べてみると、とても小さな瑠璃色の草花といった感じでした。
モリスの独特の大きな花の廻りの渦巻いている小さな可憐な花・・・こちらが瑠璃はこべだったのです。大きな花の方ではないのですね。(もうひとつおりこうになった気がしました。)
デザインやタイトル、実際のお花の様子を思いながら眺めてみると、え?そっち?と意外性があったりして、モリス独特の表現を楽しんだりしています。
ご来店いただいて、多くの方に実際の作品を見て感じていただきたいなあと思います。
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