愛知県北名古屋市のカーテンランドaichi斉藤です。
今日ご紹介する施工実例はファブリックスが醸し出す雰囲気にこだわって探されていたお客様です。ご新築時に取り付けされたレースカーテンがとてもお気に入りで、その雰囲気に近いものを探しているとご来店いただきました。インテリアのお写真を拝見したところ、チュール(ネット)系のような生地に感じたので当店で取り扱いしているチュールレースをご紹介しました。
いろいろなお店を回られていたそうで、『今までで一番近いかも♪』と喜んでいただけました。
↓ご採用いただいたチュールレースの柄はこちら
実は今まで使われていたレースカーテンは海外で製作されたものを取り寄せされたそうで、壁面付けのポールに上部を筒縫いにしたレースを取り付けされていました。今回も同様のスタイルとするため、上部掛けるスカーフバランスを含め、細かく採寸をして製作しています。
↓仕上がりがこちら
全てレースが主役になったスタイルです。夜は枠内に取り付けされたロールスクリーンを閉めて過ごされます。
この雰囲気、空気感を出せる生地が今はなかなか少ないと思います。特に日本では寸法の安定性や取り扱いのしやすさなど、ファブリックが持つ“意匠性”よりも“機能性”が求められています。寸法安定性の無い本物のチュールが現代の日本で残るのはなかなか難しいかもしれません。
でも、本物のチュールだからこその、緩みや柔らかな表情、絶妙なアンティーク感は格別です。そんな生地が持つ意匠性を求められるお客様のためにもまだまだ残っていて欲しいと願っています。
お客様からはたくさん探して回ったけれど出会えて本当に良かった、と大変喜んでいただけました。
ダイニング側にも同じ生地を使ったスタイルを納めているのですが、そちらはまた後日ご紹介いたします。
それではまた。
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